2004/12/04

男性更年期障害とは?

これまで更年期は、女性に特有のものだと考えられてきました。更年期障害といえば、多量の発汗、のぼせ、頭痛、耳鳴り、めまい、動悸などが一気に現れる、女性だけの病気だという見方が一般的だったのです。

しかし最近、男性ホルモンである「テストステロン」が減少することによって、男性にも心とカラダに女性の更年期障害と同じような症状が現れることが分かってきました。つまり、男性にも
更年期と呼べる時期があるのです。

男性で更年期障害の症状があらわれる人の多くは、45歳から65歳の働き盛りが中心で、その中でも、とくにストレスをため込みやすい人に発症しやすいと言われています。


-----------------------------------------
男性更年期障害は疲れがとれない症状から始まる!
-----------------------------------------

男性更年期でつらいのは、働き盛りにもかかわわらず、突然気力をなくす、イライラする、集中力が欠如するなどで「なまけている」と責められ、会社内で孤立するといった経験をしている方が非常にたくさんいらっしゃることです。

男性更年期は、女性の更年期とは少しちがい、まず疲れの症状が出てくるパターンが多いといわれます。年齢とともに「最近、疲れがなかなかとれないなー」と思っている人はとくに注意してください。

仕事がハードな男性の場合、当然疲れがたまっていきますが、基本的に肉体的疲労の場合は、ゆっくり休むことによって、ある程度は解消されます。

いっぽう疲労が続く場合は、肉体的疲労ではない可能性が高いといえます。この症状をビタミン剤やドリンク剤でごまかしながらハードな仕事を続けると、集中力や記憶力が低下していきます。そしてこの状態を放置しておくと、やる気や気力がなくなっていくのです。これが、うつの始まりです。


-----------------------------------------
男性更年期障害が認知されはじめたのは最近のこと
-----------------------------------------

じつは男性の更年期は昔からあったのだそうです。しかし高度成長期の時代には、「疲れた」などと言ってられなかったでしょうし、やる気がなかったり、集中力がなかったりしたら、仕事をサボっているとしか見られなかったのではないでしょうか?

過労死が多かった時代も、もしかしたら男性更年期を甘くみすぎて何の対策もせずに、悲劇を生んでしまったのかもしれません。

このように、男性更年期障害はつい最近まであまり認知されていなかったのです。それが社会的に認知されるようになったのは、2002年にNHKのテレビ番組で取り上げられてからではないかと思います。

番組の中で漫画家の はらたいら さんが、この病気を克服したことが紹介されたのです。この番組をきっかけに、すでに男性更年期外来を開いていた病院のなかには、それまで月に数人だった患者さんが一気に40人ほどに急増したところもあったといいます。


>>1.男性更年期障害とは?
>>2.男性更年期の症状
>>3.男性更年期障害の原因
>>4.男性更年期の対策

☆男性更年期障害についての参考サイト
男性更年期障害について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/12/03

男性更年期の症状

男性更年期障害の症状には以下のようなものがあります。

▼精神的なもの

うつ症状
・仕事がつらい
・集中力が続かない
・やる気が出ない
・毎日が楽しくない
・イライラする
 ・・・

▼身体的なもの

・疲労感
・不眠症状
・筋肉痛がとれない
・肩こり
・頻尿
・ほてり、のぼせ
・腰や手足の冷え
・汗をかきやすい
 ・・・

▼性機能的なもの

ED(勃起障害)
・性欲がなくなる
・朝勃ちの回数が減少する
 ・・・


とくに中高年の男性で増えるEDうつ症状は、
男性更年期のおもな症状といえるでしょう。


-----------------------------------------
精神的な症状
-----------------------------------------

「仕事がつらい」「仕事に集中できない」ということを訴える人がとくに多いようです。

集中力がなくなるのは男性更年期にありがちな症状で、記憶力が低下したり、注意力が散漫になることもあります。そのため、忘れ物をしたり、手慣れたはずの仕事でミスをしたり、ずっと好きでうち込んでいた趣味をぱったりやめてしまったり・・・ヒドいときには新聞を読む集中力さえ保てなくなります。

その症状がさらに進むと、やる気が出なくなり、何をするのもおっくうで、毎日が楽しくなくなっていきます。これがいわゆるうつ症状で、なかなか家から出られなくなってしまう人もいるのです。

また、理由もなくイライラする、突然火がついたように怒り出す、といった症状も見られます。それまで比較的おだやかだった人が、妙に怒りっぽくなったり、ふだんからいつもイライラするようになるのは、男性更年期の注意信号です。


-----------------------------------------
身体的な症状
-----------------------------------------

更年期には、さまざまな身体的症状があらわれます。

まず、とにかく疲労感をうったえる人が多いのが特徴です。何か原因があるわけでもないのに、いつも強い疲労感をかかえている人が多いのです。そして一日中疲れが続いているのに、夜は寝付けなかったり、眠りが浅くてすぐに目が覚めてしまったりと、なかなか質のよい睡眠がとれないケースもあります。

それから筋肉痛も特徴的な症状。スポーツ後の筋肉痛とちがい、肩や腕、足や背中のハリやこわばりといった、とれにくい筋肉痛や筋肉のだるさを訴える人が少なくないようです。

そのほかにも、頻尿、顔やカラダが突然カーッと熱くなるほてりやのぼせ、それとは逆に足もとの冷え、多汗症状、頭痛やめまい、皮膚のかゆみなども男性更年期によく見られます。

また、男性ホルモンの減少によって体毛が少なくなる、ヒゲの伸びが遅くなる、内臓脂肪が増加しておなかが出てくる、皮下脂肪が増えて胸が女性のようにふっくらしてくる、こう丸(精巣)が小さく柔らかくなる・・・といった身体の変化が認められるのも男性更年期の兆候といわれています。


-----------------------------------------
性機能的な症状
-----------------------------------------

性欲の減退やED(インポテンツ、勃起不全、勃起障害)といった性機能のトラブルも男性更年期に特徴的な症状です。

じつは、男性更年期と思われる方のほとんどに、このような性機能障害が見られます。とくに、起床時の勃起(いわゆる朝勃ち)が1か月以上ない場合は要注意です!


>>1.男性更年期障害とは?
>>2.男性更年期の症状
>>3.男性更年期障害の原因
>>4.男性更年期の対策

☆男性更年期障害についての参考サイト
男性更年期障害について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/12/02

男性更年期障害の原因

男性の場合も女性と同様に、ホルモン量の低下が更年期障害の基本的な原因です。
男性ホルモン(テストステロン)の減少と、ストレスの増大がこの症状に強く影響していると言われています。


-----------------------------------------
35歳頃から男性ホルモンの減少が加速する!
-----------------------------------------

男性には男性ホルモンしかないと思いがちですが、じつは男性の中にも女性ホルモンはあります。ただ男性の場合20歳くらいまでは、精巣と副腎でつくられる男性ホルモンの量のほうが圧倒的に多いのです。

しかし、加齢とともに精巣の機能がおとろえるため、人によっては20歳を過ぎるころから男性ホルモンがゆっくりと減少していきます。一般的に35歳頃からは、男性ホルモンの減少が加速し、60歳になると、40歳の時とくらべて平均25%もホルモン量が低下しているという研究結果が出ています。

もともと男性ホルモンの量には個人差がありますから、減少する量はあまり重要ではなく、急激にガクン!と減ってしまうことが問題なのです。このガクンと減った時期に、職場や家庭において過度のストレスに襲われると、男性更年期の症状がより強くあらわれると考えられています。

▼男性ホルモンの減少で、男のココロとカラダはどう変わる?

男性ホルモンが男性の性機能や性欲をつかさどるというのは、なんとなくイメージがわくと思いますが、最近の研究では、認知機能や記憶、物事の判断にも男性ホルモンが関わっているのではないか、ということも分かってきました。

また男性ホルモンには、骨を強く、筋肉を太くする働きがあります。これによって、男らしいガッチリとした体型がつくられるのです。いっぽう、男性ホルモンが少なくなると、脂質、とくに中性脂肪やコレステロールを代謝する機能が落ちてきて、内臓脂肪や皮下脂肪が増え、太めの体型に変わっていく傾向があります。

さらに、男性ホルモンには赤血球の量をふやす造血作用や、血管をやわらかく保つ作用もあるといわれています。ですから、男性ホルモンが減ると動脈硬化が起きやすくなる、ということにもなるのです。


-----------------------------------------
ストレスをためるタイプの男性は更年期になりやすい
-----------------------------------------

男性の40代以降は、社会的にも重要な責任を持ち、人生でもっともストレスが高まる時期です。サラリーマンなら管理職としての重責を担い、いっぽうでリストラの恐怖もおそってきます。そろそろ定年も現実的な視野にはいるようになってくるでしょう。

また、子どもが巣立った後の家庭では、孤独感や疎外感、夫婦のすれちがいを深刻に感じる場面も増えてきます。さらに、体力のおとろえや老後の不安も悩みとなってきます。

このような背景を受け、最初の更年期は40代前半にやってきます。とくに、仕事をさぼったことがなく、まじめでがむしゃらに仕事をするタイプの人は、更年期障害におちいりやすいようです。そして、次のピークが60代前半。この時期は、職場が変わるとか、仕事をやめるといったことが影響しているようです。

男性の更年期障害が、精神症状や身体症状としてあらわれることが多いのは、こうした仕事や家庭でのストレスが大きな影響をおよぼしていると考えられています。

更年期障害が出やすい男性のタイプ

・まじめで几帳面な人
・神経質な人
・がむしゃらに頑張る人
・アタマばかりで身体を動かさない人
・せっかちな人
・くよくよ考え込む人
・生きがいや趣味のすくない人


>>1.男性更年期障害とは?
>>2.男性更年期の症状
>>3.男性更年期障害の原因
>>4.男性更年期の対策

☆男性更年期障害についての参考サイト
男性更年期障害について

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2004/12/01

男性更年期の対策

男性の更年期障害を解消するために、現状おこなわれている治療法・乗り切るための対策を見ていきましょう。

1.ホルモン補充療法

2.自然・健康食品

3.日常生活を見直し、明るく前向きに乗り切る!


※※EDを発症していて専門のクリニックなどに相談した場合、バイアグラなども処方されますが、バイアグラは副作用が危険です。詳しくはEDの治療・克服法をご覧ください。


-----------------------------------------
1.ホルモン補充療法
-----------------------------------------


女性の更年期障害は、女性ホルモンの投与によって劇的に改善することが期待できます。しかし男性の場合には、女性と異なり男性ホルモンの低下がみられない症例が多く、男性ホルモンを投与しても効果は今ひとつなのが現状です。

たとえばうつ症状の場合、ホルモン投与によって気分が改善したかどうかの評価は、あくまで主観的であり、患者は男性ホルモンを投与されているのを知っていることから、このデータの信頼性は今ひとつです。

最近の試験でも、患者自身が男性ホルモンを投与されていることを知っている場合には、気分の改善がみられるものの、患者自身がその薬の中身を知らない場合には、6研究中2つの研究でプラセボ(偽薬)と同じ効果しか得られず、性機能を指標に検討しても、男性ホルモン投与の効果はまちまちだったという結果が出ているのです。

また男性ホルモン投与は、睡眠時無呼吸症候群にかかりやすくなる(症状が重くなる)などの副作用が報告されていますし、高齢者に多い前立腺肥大や前立腺ガンの増悪因子という困った副作用もあります。

男性更年期の症状は仕事の能率に直結するばかりでなく、男としての自信喪失という、本人にとってはとてもつらいものです。しかし、医学的な分野ではいまだに治療法が確立されておらず、副作用の危険性においても、まったく解決していないのが現状です。


-----------------------------------------
2.自然・健康食品
-----------------------------------------

ホルモン補充療法の副作用については、専門医の間でさえ意見が分かれていて、この治療法に否定的な考え方もあります。そこでいま医学的な治療法以上に期待されているのが、副作用のない自然・健康食品の飲用です。

なかでもペルーの根菜マカは、きわ立ってホルモンバランスを改善する作用があるということで注目されています。

このマカは「栄養の宝庫」とよばれるだけあって、質の高い必須アミノ酸、ミネラル等の有効成分がふくまれており、これらが脳下垂体にやさしく働きかけることで、ホルモンの過不足が調節されます。つまり人間本来の最適なホルモンバランスに近づくことができ、これによって更年期のつらい症状が緩和されるのです。

さらにマカの成分は免疫系・自律神経系にまで好影響をあたえることが分かっており、医療の現場でもマカの飲用を勧める例が増えてきています。


-----------------------------------------
3.日常生活を見直し、明るく前向きに乗り切る!
-----------------------------------------

男性更年期には気分が落ち込み暗くなりがち。でも、気持ちをうまく切り替えたり、運動や睡眠などの日常生活を改めることでラクに乗り越えられるものなんです。とにかく明るく前向きに!を心がけましょう!

▼あせらない。くよくよしない!

「この状態からとにかく早く抜け出そう」とあせったり、「オレのピークはもう終わったんだ」と、くよくよするのは、かえってストレスを増大させ、症状をひどくするだけです。いかにリラックスして、ストレスを抱え込まずに毎日を過ごすかが、男性更年期を乗り切るためには大切です。

更年期も、人生の貴重な経験のひとつと受け止めて、「じっくり体験してやろう!」くらいの気持ちで、更年期と向き合いましょう。

▼オン/オフの切り替えをはっきりつけて、ストレスをコントロールする

更年期は男性にとって、それまでの生活を見直すいいチャンスなのかもしれません。仕事とプライベートの境目があいまいになってはいませんか?もしそうだとしたら、思い切ってオンとオフの切り替えをはっきりつけるようにしてください。そうすることで仕事や家庭でのストレスを上手にコントロールしていくことができます。

そして、運動不足の生活態度を改める、食生活を改善して「高たんぱく、低脂肪」な食事を規則正しくとる、といったライフスタイルを習慣づけて、その後の人生を健康的に送れるよう心がけましょう。

~パートナーである女性の方へ~

働き盛りの40代、50代の男性は、仕事優先で自分の身体のことは後回しにしてしまいがちです。身体から危険信号が出ていても、見落としていることがけっこうあるんです。これに気づいてあげられるのが、家族や奥さまです。

男性更年期は性機能障害やうつをともなうことが多く、家庭でも心身の悩みを打ち明けられないという男性は少なくないようです。それだけに、奥さまが男性更年期についてしっかりと理解し、夫のよき話し相手になってあげることが重要です。

夫婦で更年期のつらさを話し合い、お互いに支えあって更年期を乗り越え、人生をより豊かなものにしましょう!


>>1.男性更年期障害とは?
>>2.男性更年期の症状
>>3.男性更年期障害の原因
>>4.男性更年期の対策

☆男性更年期障害についての参考サイト
男性更年期障害について

| | コメント (0) | トラックバック (0)